寒気到来、給湯器交換の時期!
2016年11月2日更新
寒くなると給湯器が壊れる!
最近急に寒くなって参りました。
皆さん、おかぜをひかないようにお気をつけてください。
急にお湯が出ない!
当社では16年前より給湯器の取替え工事を行なっております。
また、7年前より全国でも施工すさせて頂いております。
毎年、この時期から3月まで給湯器の注文が殺到します。
実は給湯器は冬場に壊れやすい物なのです。
では、なぜ壊れやすいのでしょうか。
壊れる原因
通常、上水道の水温は夏場と冬場では10度以上も違います。
たとえば、25度の水道水を40度のお湯に沸かすためには15度上昇する能力があれば大丈夫です。しかし、15度から40度にするためには25度上昇の能力が必要になります。
現在の給湯器は給湯温度を一定に保つ為、湯沸し能力を機械が調節しているのです。
そこで夏場にゆとりのある運転をしていた給湯器が急に冬場になると全開運転になるため、一気に負荷がかかり故障してしまいます。
つまり上水道の水温変化によって給湯器が壊れやすくなるのです。
修理か交換か!
しかし、故障すると修理か交換かで迷うお客様が多くいらっしゃいます。
私は考える交換判断時期は10年です。
一般的な給湯器は約10万円とすると年1万円計算になります。
ということは8年以上経つ場合は修理代が2万円以上かかるのなら交換をするほうがお得になります。
ベストな交換のタイミング
本来、給湯器交換のベストなタイミングは夏場です。
壊れにくい夏場はどこの会社も閑散期の為、注文するとすぐに工事をしていただけます。しかも値引きやキャンペーンなども多く、なんといっても夏場の交換がお勧めです。
しかし、壊れていない給湯器を事前に交換できないのが普通ではないでしょうか。
そこで、私がもっとも交換に最適なタイミングは何か異常な現象が起きたらすぐ交換です。
10年前後経った給湯器でエラーがでる、異音がする、排気より白い水煙が出るなど、何か異常を気づいたときが交換のベストなタイミングです。
異常が起こっても電源を抜き差ししたり、しばらく経つと一時的に直ったりする場合があります。しかし殆どの場合は冬場の一番故障が重なる時期に故障してしまいます。
故障の時期は重なる!
当社でも大寒波など急激な気温変動があると、翌日には見積もりが殺到し、営業がパンク状態になります。
以前は見積してから工事まで1週間以上お待ちして頂くこともありましたが、どの業者も同じらしく、最終的に1週間お待ちいただいて工事を当社に依頼されたお客様もいました。
冬の寒い日に、お湯が出ないつらさを考えると一日でもはやく対応したく、現在では見積から工事までのシステムを構築し、5年前に比べると10倍以上の対応能力に上がっていると考えいます。しかしそれでも大寒波の翌日は追いつかないのが現状です。
また、夏場なら何社か見積を比較し、決定してもすぐに工事をしてもらえますが、見積もりが殺到するというときは、その後工事も重なってくると言うことですので、お早めに決断される事をお勧めします。
交換をお考えなら
このブログではあまりセールスはしないように心がけておりますが、少しでもご不便をおかけないためにも長々と説明させていただきました。
当社の給湯器工事は2015年度、1年間で3000件以上施工させていただきました。
何か異常が起こったときはお気軽に是非お問い合わせください。