イクボス宣言!
2016年11月5日更新
永野設備工業株式会社 イクボス宣言
本日、当社は岸和田市、市内企業、社会団体の皆さんと共同で「イクボス」を宣言いたします。
私の知人でNPO法人ファザーリング・ジャパン で活動をされている桜井様より、今後の会社経営にはイクボスの考えを採り入れる必要があると教えていただき、先日より準備を進め参りました。そして本日、イクボス宣言をすることになりました。
イクボスとは
イクボスという言葉を聞いたことがありますでしょうか。
イクボスとは内閣府が男女共同参画が出来るように、育児や介護をする環境づくりを推進するために出来た造語です。
イクメンとよく似ている言葉ですが、イクメンとは育児をする男性、イクボスとは育児や介護環境をつくる事業主や経営者、管理職の方を言います。
現在では大企業から中小企業、各種経済団体、行政自治会まで幅広く宣言をされており、働きやすい職場環境つくりを推進しております。
詳しくはこちらをご参考にしてください。
現在の職場環境
昨今、共働きが当たり前になってきました。
そこで、育児支援や介護支援など、行政サービスも充実してまいりました。
しかし、行政サービスだけではやはり家庭と仕事の両立は難しく、なかなかフルタイムで働きやすい環境とは言えないのではないでしょうか。そこで育児離職や介護離職が増加していると聞きます。まずは残業を減らす努力をしたり柔軟な勤怠など、今の時代にあった職場づくりをする必要があると考えます。
当社ではスタッフの約60%が女性社員という事もあり、以前より産休や幼児を抱える女性が働きやすい環境を整え推進して参りました。
しかし正社員のままでは時間調整が難しいと、やむ得なくパート社員に勤務形態を変更する方も多くいます。
そこで、単独では全員が働きやすい環境をつくっていくことに限界を感じておりました。
イクボス宣言すると
当社では今回、イクボス宣言をすることで、同じイクボス宣言した企業様と連携することでアイデアを共有し育児や介護世代の方にも働きやすい会社づくりを推進していこうと考えます。
一見、イクボス宣言をすると会社としては負担が増えるように思われますが、これからの時代、働きやすい職場づくりがいい人材を採用する決め手となり、その先にはお客様の喜びにつながるのではないでしょうか。明朗、愛和、喜働、の精神で、日本一働きやすい職場環境を推進して参ります。