苦難福門、事業再開!
2016年12月2日更新
昨日、倫理法人会のモーニングセミナーで小西一郎氏の講和を聞かせていただきました。
実は小西さんとは私がローターアクトクラブで活動していたときに、ロータリアンとして2640地区ローターアクト地区委員長をなさっており、15年前より面識はあります。
小西建設株式会社
小西建設株式会社とは大阪府泉大津市に本社を置き、歴史ある優秀な建設会社でありました。しかし、2004年手形で不渡りを出し、事実上の倒産をした会社です。
そのときに社長をしていたのが小西一郎氏であります。
その後、ロータリークラブも退会され、疎遠になっておりましたが、今年5月に倫理法人会でばったり出会い、現在親しくお付合いをさせて頂いております。
100日実践
倫理法人会では100日実践といい、何かの課題を100日続けるという学びがあります。
小西さんは「ありがとうと一日100回言う」、「毎日墓参りをする」と決め、実践しているそうです。はじめは、ただ課題をこなしていたそうですが、日数を重ねるに連れてある思いがこみ上げてきたそうです。
当時、小西さんは公共工事が減少し、景気が悪くなった為に会社が潰れたと、社会を恨んだと言います。自分のやってきた事を振返ると、周りに責任をおしつけ、自分の責任を棚に上げていたそうです。また、若くから、青年会議所の大阪ブロックの会長をされ、日本でも最年少で商工会議所の副会頭になるなど、周りからちやほやされる状態が続き、次第に自分を見失い慢心していたったそうです。
今回100日実践でありがとうを100回言い続ける事によって、周りの方に感謝の心が芽生え、考え方が変わってきたそうです。また、墓参りを毎日することによってご先祖様が気づき上げてくれた会社をこの様な状態にした自分の責任の重大さを痛感したそうです。
そして現在
現在、小西さんはご先祖様が残してくれた小西建設という会社をもう一度再建する為、10月より営業を再開しました。周りからは、「負債を抱えた会社を再建するのではなく、潰して新しい会社で再出発してはどうか」と忠告されたそうですが、それではご先祖様に顔向けできないと、あえて苦難の道を選んだ、小西さんに感動をしました。
苦難福門
この言葉は苦難は幸福の門(入り口)という言葉です。
私も苦難の先に幸福が待っていると信じ、どんな苦難にも立ち向う勇気を持ち成長して参ります。