アウトプットの重要性!
2016年12月12日更新
アウトプットという言葉があります。通常は勉強や仕事を覚えることをインプットといい、「これを覚えなさい!」と、多くの方が言われた経験があるのではないでしょうか。しかし、覚えると言うことは簡単に見えて非常に難しいことは皆さんのご存知の通りです。そこでアウトプットを実践することによって素晴らしい成果が出ると言う話を聞きましたのでご紹介させて頂きます。
何も習ってないのに賢い小学生の話
ある団地にとても勉強ができる、優秀な女の子がいたそうです。同じ学年のお母さんから「おたくの子は賢いね、どうやって勉強したらそこまで賢くなるの。いい塾に通っているのなら教えて。」と聞かれたそうです。ところが、この子は塾どころか実際には何も習っていないし、すごく勉強する訳でもないそうです。ただ、普通とは違うところが一つありました。
ある日、お母さんが「お母さんは子供の頃、家の手伝いが忙しくて、学校で勉強したくても出来なかったのよ、だから今になって近所の方とお話しをするときにわからなくて馬鹿にされることが多いのよ。」と言った事があったそうです。すると女の子は「お母さんが馬鹿にされているなんて知らなかった。明日から私が授業をしっかり聞いてきて、お母さんに教えてあげる」と言ったそうです。
その日より帰ってくるとすぐ、学校で習ったことを最初から最後までお母さんに伝えたそうです。もちろん、お母さんはわかっていましたが、知らないふりをして「すごいね、すごく勉強になるわ」と毎日言い続けたそうです。その結果、彼女は学年でトップになったそうです。大好きなお母さんが馬鹿にされないために教えるてあげようという勉強法とテストでいい点数をとる為に覚える勉強法ではどちらのほうが頭に残るか、言うまでもなく明確な目的があって覚える、教える(アウトプット)勉強法だと思います。今回は、人からインプットしたものを繰り返しアウトプットすることで、効率よく勉強ができると教えて頂きました。
今となっても
実際、私も講習やセミナーで、様々な話を聞かせ頂きますが、殆どすぐに忘れてしまいます。しかし最近、このブログに多くの学びや気づいた事を投稿することでアウトプットしております。その結果、聞き方やメモの方法も変わって参りました。どうしたらわかりやすく人に伝えることができるのかを考えてメモをとることによって、すごく身に付いてきたと実感しております。
今回はアウトプットについてご紹介させて頂きました。