阪神大震災から22年!
2017年1月18日更新
1月17日5時46分
昨日、阪神大震災から22回目の1月17日を迎えました。
当時、実家の2階で就寝していると、突然大きな揺れに襲われ、飛び起きた記憶は今でも鮮明に覚えております。この地震がその後の私の人生に大きな影響を与えました。
復興支援
私は、地元の水道工事店で職人として技術を学んでいる時期でした。地震から2ヵ月が経った頃、岸和田市の要請で尼崎市に水道復興支援に行くことになりました。現地に到着すると、地震から2ヵ月経ったにもかかわらず、建物が倒壊し、瓦礫が手つかずのまま放置されている状態でした。
到着してすぐに水道の復旧工事を行い、蛇口から水が出た瞬間、地元の方々から歓声が上がり、すごく喜んで頂いた事は今でもはっきり覚えております。
その経験がきっかけで、私は仕事への考え方が大きく変わりました。
仕事のやりがい
当時、私は若さもあって、お金の為に仕事をしておりました。頑張って周りの人より稼ぎ、裕福な生活をしたい。その思いで独立を目指していたように思います。
しかし、この日出会った多くの方々の喜びの声が私を変えてくれました。
自分が出来ることで、こんなに多くの方が喜んでくれる。また、それが仕事である。まさに仕事で幸せを感じた瞬間でした。その後この気持ちを胸に独立し、当社の理念の冒頭に「お客様の喜びを創造しよう」と掲げております。
毎年、この日を迎えると当時を思い出し、初心の気持を忘れていないか再確認しております。これからもお客様に喜んで頂ける仕事をスタッフ一同、行ってまいりますのでよろしくお願い申し上げます。