箸よく盥水(かんすい)を回す
2017年1月21日更新
箸よく盥水(かんすい)を回す
昨日は素晴らしいお話を聞かせていただきましたので、この場でご紹介させて頂きます。
「箸よく盥水(かんすい)を回す」という言葉をお聞きしたことがありますでしょうか。私は昨日、初めて聞かせて頂きました。この言葉は、洗濯などで使うたらいに水を溜め、お箸でその水を大きく混ぜるように回すそうです。すると、始めは殆ど水は動きませんが、回し続けると少しずつ水はお箸と同じ方向に回りだし、しまいには大きく渦を巻いて回りだします。一見、あまり変化が無いような行動でも、やり続ける事によって少しずつ成長が生まれ、気づかないうちに大きな力となり、成果が生まれてくるという意味だそうです。近い言葉で「ハチドリの一滴(いとしずく)」という言葉は聴いたことがあります。
小さな行動が大きな力になる事を信じて
私たちの人生は、小さな行動の積み重ねによって形成されていると考えます。あまり効果が出ていないように思える小さな行動でも、いいことだと思えば、信念をもって続けることが大きな成果を上げるコツではないでしょうか。
私も、自分がいいと思う事、例えば先手の挨拶(相手より先に挨拶をする)や路上でゴミなどが落ちていたら拾うなど、小さなことかも知れませんが日々心がけております。自分だけがやっていても何の効果が出なかったとしても、何もやらなければ絶対に何も変わりません。これからも信念を持ち、続けてまいります。