大転換の時代、”新”に挑む!
2017年2月2日更新
倫理経営講演会
昨日、私が所属している、泉州倫理法人会の倫理経営講演会が開催されました。
今回のテーマは「大転換の時代、”新”に挑む」と題して荒井久満先生をお招きして開催されました。
売る時代から買う時代
大転換の時代をテーマと言う事で、その中でも印象に残ったお話をご紹介させて頂きます。
荒井先生は千葉県で漬物販売の会社を経営されております。昔は新商品を作っては売るだけで、ある程度の安定した収益を上げることが出来たそうです。しかし現在、世の中に物が溢れ、インターネットの普及で、お客様が商品を比較して購入する時代になりました。まさに大転換の時代が訪れております。
そこで、新井先生の会社では、新商品を開発すると、まず営業マンがお客様にご意見を聞かせて頂くそうです。その意見を改善し、最低でも3回程度、同じ事を繰り返し改善をするそうです。つまり、売り手がつくった物のは、そのままではお客様のニーズに合わないということを教えて頂きました。
人の優れている能力
通常、人は他人の悪いところを見つける能力が発展しているそうです。以前、別の講演でも、人は無意識に身を守る為、相手の悪いところを真っ先に見つけ、リスクを回避する習性があると聞いたことがあります。しかし、人とうまく付き合うためには、良いところを探す能力を身につける必要があるのではないでしょうか。そこで荒井先生は美点発見カード使って、良いところを探す習慣を身につけているそうです。
美点発見カード
このカードは100日間、毎日一枚ずつ、相手の良いところを10個見つけて書きとめるそうです。しかも出来るだけ毎日違う美点を書くようにします。
そこで重要なのが、夫婦や親子など身近な人からはじめる事がポイントです。普段は美点を探すことをしないため、難しい為すごく身につくそうです。また、欠点も美点に考えると書きやすいそうです。
ほめ達検定やデール・カーネギーの「人を動かす」なども共通する部分ではないでしょうか。まず、昨日教えていただいた事を素直に実践し、挑戦していこうと決意いたしました。