音楽劇「君よ生きて」!
2017年2月4日更新
音楽劇観劇
先日、友人の紹介で音楽劇「君よ生きて」を観劇してまりいました。
今までミュージカルや劇など、あまり行く機会もなく、今回、初めて音楽劇を観劇させて頂きました。すごく感動し、素晴らしい劇に涙が止まりませんでした。
君よ生きて~先人たちが繋いだ命のバトン~
あらすじは、人生に不安を抱え、あてのない旅をする若者(トモキ)は、夜の舞鶴港で亡くなったはずの曾祖父(善吉)の幽霊と出会います。
善吉の魂に誘われるまま、時空を超え第二次世界大戦後のシベリアへタイムスリップ!?。 シベリアの強制労働収容所でトモキは、当時の善吉として生きることとなり、仲間と共に生き抜くというストーリです。
シベリア抑留
第二次世界大戦時、満州国(現、中国)には、国策として多くの日本人が移住し、住んでいたそうです。そして終戦と同時に、移住していた人達は日本に向けて引き揚げが始まったそうです。そんなさなか、ソ連が日ソ不可侵条約を破り、日本が武装解除している満州に突然侵攻し、多くの日本人が捕虜としてシベリアに移送隔離され、奴隷のような強制労働をしいれら、多くの命を落としたそうです。
いつ帰国できるかわからない絶望の中、希望を捨てることなく生きぬく精神力は、想像もつかない状況だったのではないでしょうか。
命のバトン
今回、音楽劇、君よ生きてを観劇し、改めて戦争の悲惨さを考えさせて頂きました。
それと同時に、私がこうして生きているのは、今まで祖先が必死に生きて来られ、命のバトンを繋いで頂いたからだと改めて学びました。この命のバトンは自分だけのものではなく、次の世代に受け継がなければならないと決意した一日でした。