なぜ企業は人を育てなければならないのか!
2017年2月6日更新
人材教の意義と責任
先日、住宅設備メーカーのリクシル主催のリフォーム企業向けの講演会が開かれました。そこで、風土刷新コンサルタント、長谷川孝幸先生のお話を聞かせて頂く機会がございましたのでご紹介させて頂きます。
テーマは、「なぜ企業は人を育てなければならないのか」とし、企業の人材教育の重要性をお話しされました。
日本では多くの学校が存在ます。しかし、社会人になって、学校で習った事がどれだけ役立っているでしょうか。どの業種でも仕事から学ぶことの方が多いのではないでしょうか。つまり、企業が存続するためには、5年後10年後の人材を自分たちで育てる必要があるのです。
教育の目安
人を育てるためには、教えると励ますをバランスよく使う必要があるそうです。
教える⇒出来なことが出来るようになる
⇒してはいけないことをしなくなる
励ます⇒教えたことを継続する
多くの方が、教えることに力をいれ、励ますを忘れがちになってしまうそうです。
しかし、教育には励ます事の方が重要だと教えて頂きました。
教えたことを継続させない限り、いくら教えても成長しないという事です。
成長させる状況
先生のお話の中で、「今までの人生で、自分が一番成長したと感じる出来事を思いうかべてください」と質問がありました。そこでグループの方の意見を聞いてみると、全員に共通して言える答えがありました。
当時の自分には出来なかったが、それを乗り越えた時。
つまり、チョット無理をして乗り越えた時、自信が付き、やる気が生まれるのです。さらには、チョット無理を繰り返していく事で、大きな成長につながることを気づかせて頂きました。
当社でも、なかなか教育体制の確立は難しい課題ですが、今回のお話は多くのヒントを頂きました。長谷川先生をはじめ関係者の方々に感謝申し上げ、今後の人材教育に役立たせて頂きます。