気づきから自覚へ!
2017年3月2日更新
本日は早朝より、倫理法人会のセミナーに参加してまいりました。
テーマは「気づきから自覚へ!」として松本真志氏に講話を頂き、大変勉強になりましたので紹介させていただきます。
気づきの重要性
人の成長には体の成長と心(精神)の成長の、両輪が揃う必要があります。しかし、体は普通に生活をすれば成長してまいりますが、心(精神)は勝手には成長してくれないのではないでしょうか。そこで昔の人は、その年齢に応じた通過儀礼をおこない、心(精神)を成長させてきたそうです。通過儀礼とは、宮参りや一生餅、七五三、元服(成人)、結婚など、様々な儀礼行事を行ってきたそうです。その儀礼の一つ一つに心の成長に欠かす事のできない、気づきの教えがあったのではないでしょうか。
たとえば、結婚式では、夫は夫として、妻は妻としての自覚を促し、一生夫婦として添い遂げる為の覚悟を神に誓う儀式であります。神に誓い、披露宴で知人や親戚に誓い、そして自らが誓う儀式であります。
現在では、通過儀礼の殆どが記念行事となり、成人式や結婚式で責任を自覚し、覚悟を決めている人は少ないとは思いますが、もう一度、通過儀礼の本当の意味を勉強す事によって、人間成長のヒントがあるような気がしました。人が成長する為には、気づきと自覚が必ず必要である。いいお話を聞かせていただきありがとうございました。