2:8の法則!
2017年5月20日更新
2:8の法則
本日、先輩のフェイスブックを見ていると2:8の法則についてご紹介があり、久しぶりに考える機会を頂きました。
2:8の法則とは、この世界は2:8に分かれるという法則のことです。
『交通量の8割は、道路の2割に集中している』
『じゅうたんのスリ切れの8割は、2割の面積で起きる』
『全所得の8割は、人口の2割の富裕層が持つ』
このように、多くの現象が、自然と 2:8 程度にばらける。これが『2:8の法則』です。
ある人がアリを使って2:8の法則を実験したそうです。その結果、2割のよく働くアリと8割のダメなアリに分かれたそうです。次にダメなアリをすべて排除しエリート集団をつくってみると、よく働くアリの中からまた8割のダメなアリが生まれたと言う話です。
人間社会でもこの法則に当てはまるそうです。しかし、私は以前このような仮説を立てました。「もしかして、8割のダメなアリでも評価基準によって2割に入るアリがいるのでは?」と言うものです。つまり、優秀かどうかを判断するのは他人の基準であります。8割のダメなアリを排除した時、8割のダメなアリが生まれたのではなく、判断基準が上がった結果、ダメなアリに判定されたのではないでしょうか。
私は、優秀な企業をつくる為には8割の底上げこそが重要だと考えております。
今回は改めて人材教育について考えさせて頂けるいい機会を頂きました。
有難うございます。