もったいないこと!
2017年8月8日更新
もったいないこと!
先日、ある本で、多くの日系人が暮らしているブラジルのサンパウロ市に、日本文化を伝え、ブラジルと世界に貢献する事を目標とする、私立大志万学院という学校のお話が載っていました。そこで本日は、このお話をご紹介させて頂きます。
この学院では幼児から中学生までが学んでいるそうです。そこで毎年、テーマが設けられ、こどもたちは作文を書くそうです。今年のテーマは「もったいない」だったそうです。
そして、書かれた子供たちの作文を読んでみると、これまであまり聞いたことのないような「もったいないこと」が書かれていたそうです。
それは、「怖がって物事に挑戦しないこと」、「携帯電話やゲームばかりやって、家族と楽しむひと時をつくらないこと」、「友達とけんかすること」などでした。
私たち日本で住んでいると、まだ使えるものを処分する時などに「もったいない」という言葉を使いますが、それだけに、様々な可能性を失う事を「もったいない」と感じるブラジルに住む、日系の子供たちの発想は新鮮だと感じました。
自らの可能性を閉ざすような「もったいない」行動に気づかせて頂いたお話です。
私も、以前より人生にとって時間が一番大事と考えていますが、ダラダラする日や無駄な時間を過ごす事もあります。そのことが本当の「もったいない」だと気づかせて頂きました。