競争との向き合い方!
2017年11月4日更新
競争との向き合い方!
先日、宗教法人日蓮宗妙光寺本昌寺の副住職をされております、久保泰丈氏に「競争との向き合い方!」というお題でお話を聞かせて頂きました。
社会で生きぬいていくためには、大小の競争が生まれる事は仕方がない事だとかんがえます。しかし、どうして競争の原理が働くのかを知っておくことで、モチベーションを維持することができます。
競争を知る
それではなぜ競争が起こるのか。それは「認められたい欲」があるからであります。
認められたい欲は以前よりこのブログでも何度かご紹介させて頂きました、重要感と同じであります。つまり、他人から認められたい、重要に思って頂きたいという願望があるからであります。その為に、ひとは他人と比較する為に競争がおこってしまうのです。
また、そこに「貪欲(とんよく)」というものが加わり、「手に入れる事や認められる事でよくが充たされる」という作用と、「手に入れただけでは満足できない」という心の作用によって繰り返し起こるそうであります。
ちなみに「貪欲(とんよく)」とは、もっと欲しい、もっと得たいという欲求であります。
競争との向き合い方
そこで、そのように競争と向き合うのか。
選択肢として、
1.競争に参加し勝ちを目指す。
2.競争に参加しない。
それと、3.競争の中にあって、勝つという目的や欲を満たすという目的ではなく、それ以外の動機を持つ。であります。
そこで、動機を持つ上で大切な四つの心(無量心)であります。
慈の心・・相手の幸せを願う心
悲の心・・相手の苦しみや悲しみを理解し、共感する心
喜の心・・相手の喜びや悲しみを理解し、共感する心
捨の心・・反応しない心、中立心、欲や怒りの反応に気づいてい自制する心
慈悲喜捨を常に意識することで、競争の社会をうまく生き抜いていく事ができると、教えて頂き巻いた。私も日ごろから意識はしておりますが、まだまだ未熟であります。
今回のお話を聞かせて頂いたのを機に、心がけてまいります。ありがとうございました。