恩送り!
2017年11月29日更新
恩送り!
本日は恩送りについて、ご紹介させていただきます。
「恩送り」、あまり聞きなれない言葉ではないでしょうか。 私が毎週勉強している倫理法人会でよく使われる言葉であります。 人は誰でも多くの恩を受けて生活しています。
たとえば、先祖から受けついだ資産や財産、また人脈や人徳なども先代から頂いた恩ではないでしょうか。また、職場や家庭、社会にいたるまで多くの恩を受けて暮らしているのではないでしょうか。
あるサービスエリアでの出来事です。
M子さんは、トイレの前の長い行列に「もう我慢できない」と泣く四歳の娘さんと一緒に並んでいまいした。 あと少しというところで、前に並んでいた人が、「よくがんばったね、お先にどうぞ」と順番を譲ってくれたそうです。 このことが本当にうれしくなったM子さんは「お先にどうぞ」という言葉を多く使うようになり、娘も真似するようになったそうです。
このように人から受けた恩を直接その人に返すのではなく、別の人に送ることを「恩送り」といいます。 そこで、重要なのが、恩を感じることだと考えます。
日頃から恩を感じ、感謝の心をもって行動することで、自分が頂いた恩を忘れることなく、人に伝えていく。そんな人間になりたいと心がけております。