「たらいの水」の法則!
2018年3月13日更新
「たらいの水」の法則!
「たらいの水」の法則とは、たらいに入った水を手で自分の方にかき寄せると、水はたらいの淵を伝って外側に逃げてしまう。 逆に、水を前に押し出すと自分の方に返ってくるという考え方です。
つまり、お金も幸せも自分の方に集めれば集めるほど逃げてしまい、出せば出すほど自分に返って来るという法則です。
この話は、古くは二宮尊徳(二宮金次郎)が説いたとされ、その後も松下幸之助氏をはじめ、多くの経営者が伝えております。
しかし、本当にそうなるのか考えた事はありますでしょうか。
そこで本日は「たらいの水の話」を検証してみます。
「たらいの水」の法則を検証
例えば、自分が心から信頼するAさんから、「君だけに教えるけど、すごく儲かる商売があるねん。一度やってみる?」と誘われるとします。
そして、実際にやってみると、本当にすごく利益が出てたまりません。
そこで、Aさんに、「ありがとう。すごく利益が出ました。この商売をほかの人にもおしえてもいい?」と聞くと、「一人だけならOKです」と許可を頂きました。
あなたなら誰に紹介しますか?
頭で思い浮かべてください。
私は、心から信頼できる親友が浮かびました。
実は、この実験を数人の方にやってもらいましたが、やはり同じように信頼できる友達や知人を思い浮かべる人が多くいました。
ここで浮かぶ友達や知人とは、利害関係ではなく、自分が困っている時にいつも助けてくれ、心から信頼できる人ではないでしょうか。
つまり、良い情報やお金とはそういう人に集まってくるという事です。
たらいの水のように、世のため人の為に働くからこそ、人徳が生まれます。
そして、人徳のある人にお金や幸せが集まってくるという事です。
私も利他の心をもち続けれるように、精進してまりいます。