台湾!パート4
2018年3月29日更新
台湾!パート4
このシリーズも第4弾になります。
本日は台湾の方々がどれだけ親日(日本が好き)の人が多いかをご紹介いたします。
この写真は散髪屋さんの看板です。台南市には山本頭と言う散髪屋さんが多く有ります。
それは、日本統治時代に山本五十六のヘアースタイルが人気になり、散髪屋さんのことを山本五十六にちなんで、山本頭としたことがきっかけだそうです。ここにも親日さが表れています。
烏山頭(うさんとう)ダム
私は2013年のWBC(ワールドベースボールクラシック)の日本VS台湾戦で、東日本大震災の感謝の応酬に感動した一人です。
その後、日本と台湾との歴史に興味を持ち、すごい絆が存在する事を知ることになりました。
そこで今回、どうしても行きたかったのが烏山頭(うさんとう)ダムです。
このダムは日本統治時代に嘉南平野の農業灌漑を主の目的として1920年から1930年まで10年間の歳月を経て建設されたダムです。
そこで、建設の陣頭指揮をとったのが日本人技師である八田與一(はったよいち)氏です。
八田與一(はったよいち)
八田與一技師は、ダムの建設技術はもちろんですが、人間的に素晴らしい人だったようです。
日本人と台湾人を一切差別することなく扱い、この銅像も八田技師の偉大な功績を称えるために、八田技師のパートナーと現地の農民が出資して銅像を鋳造されたそうです。
また、普通なら直立不動で立派な姿の銅像が一般的ですが、「そんな偉そうなものは要らない」との八田技師の遺言で、作業服を着て、どのようなダムを造るかを考える八田與一技師のイメージで造られたそうです。
遠く日本を離れ、台湾の人々の為に生涯を掛けられた、八田與一技師の話を聞いたとき、日本人として誇りを感じました。今回の素晴らしい機会に感謝です。