福徳一致!
2018年4月13日更新
福徳一致!
先日、倫理経営講演会で「福徳一致(ふくとくいっち)」という言葉を教えて頂きました。
商売には「福」と「徳」、両方を兼ね備えなければならない。
ここでいう「福」とは、戦略や戦術などの商法を考え、利益を生み出す経営のことです。
また「徳」とは、理念や信条など心のあり方、つまり商道の事をいいます。
その福徳のバランスが重要だということです。
私たち永野設備工業でも、考え方が一番重要だと考えております。
「福」を得る為には、技術や知識、アイデアなどを常に環境に合わせて進化させる必要があります。しかし、そこに「徳」、商道が無ければ、企業として存続する事は難しいと考えるからです。
商道があるからこそ、お客様や取引先様との信頼関係が生まれるのだと考えます。
江戸時代の思想家、二宮尊徳(金次郎)は、「道徳なき経済は罪悪であり 経済なき道徳は寝言である 」という名言を残しています。
まさにこれは、商売と商道のバランスが重要だということではないでしょうか。
会社を経営していると、様々な選択を迫れます。
そこで優先するべき判断基準が「徳」商道だということを学ばせて頂きました。
これからも福徳一致を心がけた経営を目指してまいります。