納税協会青年部!
2018年5月23日更新
納税協会青年部!
昨日は公益社団法人納税協会青年部会の総会に参加してまいりました。
納税協会青年部会には、岸和田青年会議所の先輩のご紹介いで入会しましたが、いつも税金の勉強や地元優良企業の社長様にお話を聞かせて頂く機会があり、非常に勉強になっております。
昨日も総会の後、岸和田税務署の方をお招きし、軽減税率の勉強会を行いました。
軽減税率
来年、消費税が10%に増額されます。
そこで同時に導入される制度が軽減税率制度です。
この制度は低所得者の生活を守るために、食料品や新聞などの消費税を8%に据置くための制度です。しかし、その制度導入には多くの負担と労力が必要になりそうです。
帳簿一つとっても10%で計算するものと8%で計算するものを分けて計算する必要あります。
また、2023年にはインボイス制度というものが導入され、説明を聞くだけでも小さな八百屋さんはでは対応できないような制度になっています。
また、税務署や税理士の先生などにも大きな負担がかかることは確実です。
確かに低所得者を助けるのは必要ですが、その為にかかる費用や負担の大きさを考えると、別の形で補うほうがいいのではと感じます。
2040年には社会保障費が現在の1.6倍、190億円必要になるといわれております。
消費税の増税は仕方ありませんが、もう少しシンプルな制度をお願いしたいものです。