最悪を想定する!
2018年7月5日更新
最悪を想定する!
本日は大阪府倫理法人会の副会長であります鈴木明彦氏の講話を聴かせて頂き、すごく勉強になりましたのでご紹介させて頂きます。
鈴木副会長は倫理法人会の他にも日創研という経営者の勉強会などでも学んでおられ、私が尊敬する経営者の一人です。
その鈴木副会長が冒頭で以前出会った社長のお話をされました。
その方は当時日創研でも勢いのある会社として有名で、焼き肉レストランチェーンを経営する会社でした。
しかしある時、事件が起こります。
皆さんもニュースでご覧になり記憶に残っておられる方もいると思いますが、4名の方が亡くなった食中毒事件です。
そこで、社長がテレビで謝罪会見をした時、鈴木副会長はこの会社はもうダメだと感じたそうです。
それは、他人に責任を押付け言い訳をしていると感じたからだそうです。
予感は的中し、結局その会社は倒産してしまいました。
その時、鈴木福会長は心からの謝罪と責任の取り方の大切さを学んだそうです。
決して起こしてはならない事故を起こさないためには、常に最悪の状況を想定する必要がある。
また、万が一起こしてしまった時まず何をするべきなのか。
それは心からの謝罪であり出来る限りの誠意を見せる事である。
当たり前のようですが、日ごろから心の準備をしていないとできないのではないでしょうかというお話でした。
私も先日の地震で、防災準備の大切さを実感いたしました。
本日は通常業務でも同じことがいえるのだと勉強させて頂きました。