何をするより誰がするかが重要!
2018年7月31日更新
何をするより誰がするかが重要!
先日、2009年度日本青年会議所近畿ブロック及び各ブロック出向者の同窓会が行われ参加してまいりました。今回は当時日本青年会議所会頭だった安里重信先輩も参加され、久々に先輩の心に響くスピーチを聞くことが出来ました。
今回のタイトル「何をするより誰がするかが重要!」は2009年安里歴代会頭が全国の青年会議所でお話しされた中の言葉で、私はこの言葉に大きな影響を与えて頂きました。
安里重信氏とは
安里先輩は20歳で父親から売上数千万円の運送会社を引き継ぎ、40歳で日本青年会議所会頭をする頃には売上250億円以上の企業に成長させた人物です。
そして30歳で沖縄県の那覇青年会議所理事長を経験されており、当時青年会議所として行政に提言書を提出したそうです。提言書とは、青年会議所のような団体が地域活性化を議論し、そのアイデアなどを行政に提言するものです。
しかし当時の行政の対応は「ありがとうございます。前向きに検討します。」という事で丁重に受け取ったそうですが、何一つ進まなかったそうです。
そして40歳で日本青年会議所の会頭となった安里先輩は、まったく同じ提言をもう一度提出します。
すると今度は知事が提言を受け取り、その後とんとん拍子に提言が採択されていったそうです。
その時、安里先輩は「何をするかも重要だが誰がするのかがもっと重要であるという事を悟った」という話でした。
それまでの私はローターアクトや青年会議所で社会奉仕活動をしていてもただの自己満足ではないかという思いがありました。しかしこの話を聞いた時、それは自分に力が無いだけだという事を教えて頂いたような気がします。
今回久々に安里先輩のお話を聞かせて頂き、改めて人間力の大切さを教えて頂いたような気がします。これからも初心を忘れず社会に役立つ企業、人間に成長する決意をいたしました。