第2次高度成長期!
2018年9月13日更新
第2次高度成長期!
本日は、有限会社関西貿易の森社長に貴重なお話を聞かせて頂きましたのでご紹介させて頂きます。この会社では部品から機械まで幅広い分野で製造を行っている会社です。
私と森社長は大阪府倫理法人会で知り合い、初めて会った時からすごく親しみを感じる社長様でした。今回は初めて森社長の会社経営のお話を聞かせて頂く機会があり、すごく刺激を頂いております。
ピンチな時こそ
会社経営をしていると、大小様々な問題や苦難があるものです。
森社長の会社も例外ではなく、今まで多くの苦難があったそうです。
その中でも代表的な苦難がリーマンショックだそうです。何もしないうちにみるみる売り上げが減少し、何か月も数百万円単位の赤字が続くほど苦しんだそうです。
その事をある保険営業の方から「こんな時こそ動きなはれ!」とアドバイスをされ、森社長は異業種交流会やビジネスマッチングに参加することを決意します。しかし、私も何度か参加した事はありますが、なかなか成果に結びつくことはありません。森社長も同じように思っていたのですが、このピンチを乗り切るためには何でもする覚悟で参加し、積極的に人脈を広げようとした結果、新規の取引先が増え、ピンチを乗り切ることが出来たというお話でした。つまり、何事にも目的を持ち、真剣に取り組まなければ何も成果が上がらないという事を教えて頂きました。
そんな森社長から最後にすごく印象的なお話を伺いました。
日本は経済大国と言われ、金持ちの国と思っている国民は多いのではないでしょうか。しかし、先進国の中から見ると平均的に所得が低く、また成長も止まっているのが現状です。
しかしそれを悲観的に捉えるのではなく、高度成長期の再来と考えてみてはどうでしょうか。
昔の日本は工賃が安いという理由から海外から仕事を受注し高度成長期を迎えました。その結果、良いものを安くつくる技術を身につけ、世界トップの経済大国に成長できたのではないでしょうか。現在、所得が低くなっているという事はもう一度高度成長期が訪れるチャンスがあるという事です。
時代の流れにアンテナを張り、常に時代に合わせた経営をすることが必要です。
貴重なお話しありがとうございました。