砂漠緑化隊!
2018年10月11日更新
砂漠緑化隊!
中国内モンゴル自治区に、クブチ沙漠という場所があります。
倫理研究所と言う組織では、この砂漠の緑化活動などにも力を入れております。
本日はこの砂漠緑化活動の発起人である、丸本名誉研究員のお話を聞かせて頂き、感銘を受けましたのでご紹介させて頂きます。
この活動は1992年に遠山正瑛先生の沙漠緑化活動に共感した丸本名誉研究員が、「地球倫理」を目指す倫理研究所としてぜひ緑化事業を推進したいと提言したのが始まりだそうです。
そして2000年、倫理研究所55周年記念事業として55万本の植林を目指しスタートいたしました。
現在までに43万本、2300人の方によって植林が行われております。
その活動のおかげで、いまでは沙漠に新しい森が生まれ、元々は5人しかいなかった住民が、林業や農業、観光開発などの産業が生まれることで現在2000人を超える村が出来ているそうです。
そして本日、特に私の心を打ったのが「沙漠緑化は心の緑化でもある」です。
当時、この地域の方は中国でも特に反日感情が強い地域だったそうです。
しかし、植林活動に努力する日本人を目の当たりにして、また住民との交流を深めることで、今まで学校で教えられた日本人とは全く違うことを現地の方に知って頂くことが出来たそうです。これこそが心の緑化であるのではないでしょうか。
日本人は本来、素晴らしい民族だと私は思います。
その原点が倫理道徳にあるのではないかと考えます。私も海外に出て、日本人として恥じない人間になるよう改めて気が引き締まりました。
また、機会がありましたら緑化隊にも参加したいと思います。本日はありがとうございました。