上水道の凍結に注意!
2019年1月23日更新
上水道の凍結に注意!
今週末にかけて全国的に寒波が到来するようです。
毎年この時期になるとこの記事を書きますが、朝起きて蛇口を開けるとまったく水が出ないという事があります。それは水道管の凍結が原因の可能性が高いです。そんなときの対処法と注意しなければならない事をまとめてみました。
水道管が凍結した時の対処法
凍結が原因だと思った時、実は一番いい対処方法は気温が上がるまで待つです。
しかし、そんなこと言ってもすぐに水が必要!という方も多いと思います。
よく凍っている配管にお湯をかけて溶かそうとする人がいますが、これは絶対にしてはいけない対処法です。
凍っている配管にお湯をかけると配管内の氷が溶けて膨張します。そして膨張した水は、前も氷、後ろも氷と行き場を失い、水道管を破損させる恐れがあるからです。
そこで、凍結をさせないためにはお風呂などで、ほんの少し水を出しておくことをお勧めします。水が動いていると凍りにくいという原理を利用した対処法です。
また、凍結する可能性がある配管は露出(見えている)配管が殆どです。
つまり地中に埋まっている配管や壁の中に入っている配管などは凍る可能性が低いのです。そこで、事前に露出の配管に保温材などを巻き付けるなどして凍結防止措置を取るのも有効です。一度試されてみてはどうでしょうか。