風呂難民!
2019年2月26日更新
風呂難民!
昨日は地元岸和田でタウンミーティングを行いました。このタウンミーティングは4月に行われる全国統一地方選挙に合わせて、立会演説会のような形で行う予定でしたが、せっかく開催するのなら地域の問題や課題を市民の皆さんと一緒に考える場にしては、という事で開かれるようになりました。昨日も大勢の市民の方々に参加して頂き、様々な課題が見えてきました。
その中でも特に印象的な課題が風呂難民です。
私の地元岸和田では、城下町の街並みが多く残っています。そんな旧町では、お風呂がない家もまだ多く存在します。そこで課題になっているのが風呂難民問題です。
昨今、全国的に銭湯が姿を消しています。その原因は採算が合わないからです。ある銭湯を経営されている方のお話しでは「日常の営業だけならプラスになるのだが、ボイラーが交換時期に来ている。交換するには1000万以上の費用が必要となり、今後の時世を考えるとそこまで投資はできない。」という声を聞かせて頂いたことがあります。そこで閉店する銭湯が後を絶たない状況が続いていますが、ずっと銭湯を利用していた住民の方々にとっては大きな問題になっているようです。
私は風呂難民という言葉を今回はじめて聞きました。それは家にお風呂がついているのが当たり前だと思っていたからです。このタウンミーティングでは地域特有の課題を知る事ができ、多くのアイデアも頂くことも出来ます。これからも有意義なタウンミーティングを続けたいと考えております。