道を究める!
2019年5月22日更新
道を究める!
世の中には様々な「道」というものがあります。ここで言う「道」とは、ロードの道ではなく剣道や柔道、茶道や花道など、日本古来から受け継がれて来た伝統や技術などをいいます。人は何かを成し遂げるために究めてきたもの、それを道というのではないでしょうか。
そんな道を究めるには守破離という言葉があります。
守破離とは千利休の言葉、「規矩作法 守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」から引用されたそうです。
守:基本をまねる(型)
先人の教えを素直に守り、何度も繰り返す事で基本を身に付ける
破:自由に基本を使いこなし、自分流の方法を模索する
基本をもとに他の流派や自分の考えを採り入れ、新しい型を模索する
離:自らの型を創造する
基本をもとに自分の型を創造し確立する
この守破離を繰り返すことで、時代に合った道へと変化し続けるからこそ、今日の日本があるのではないでしょうか。
また、その道の中でも日本特有の道があります。それは道徳という道です。
これは生活道(暮らし道)という人もいますが、朝起きたら「おはようございます」人と合ったら「こんにちは」、約束を守る、返事をするなど、社会で人と関わるときには重要な道の事です。まず、生活道の型である挨拶を常に自然に出来るように心がけてまいります。