「出来る」と思う事は重要!
2019年9月18日更新
「出来る」と思う事は重要!
昨日、陸上400mハードルで活躍した為末大(ためすえだい)選手の講演を聞く機会がありました。その中ですごく勉強になるお話がありましたのでご紹介いたします。
1マイル4分の壁
陸上には1マイル4分の壁というジンクスがあったようです。1923年にそれまで37年間破られなかった世界記録が更新され4分10秒3が出てから更に30年、誰もが人類は4分の壁を破ることが出来ないと考えていたそうです。これが4分の壁です。
ところが1954年、イギリスのロジャー・バニスター選手が人類で初めて1マイル4分を切る事ができます。すると、その46日後にはその記録は別の人により塗り替えられ、結局1年間で23人の人が4分の壁を切ったそうです。
また記憶に新しいところで行くと日本でも、100mで10秒の壁というものがあったようです。「日本人には10秒を切る事が出来ない!」
そんな状況が20年間続きましたが、2017年桐生選手が10秒を切ると、現在3人の選手が10秒を切るという状況です。
つまり、壁とは自分の心の中にあるもので、一度誰かが破る事でその壁は乗り越えれるんだという情報として体に植えつけられ達成できるのではないでしょうか。
様々な課題に取り組んでいる人は多いと思います。そんな時、実際に達成された方を探し、参考にしてみてはどうでしょうか。