3つの過(か)!
2020年9月29日更新
3つの過(か)!
昨日は人持ち人生塾9月会の再会アポがあり、今回も楽しいグループでお話をさせていただきました。今回の再会グループには昨年弊社の経営方針発表会でご講演いただきました西亀誠さんもいらっしゃいまいた。そして今回もたくさんの学びをいただく事ができました。
特に今回の話の中で私が印象に残ったのは3つの過が子供をダメにするというお話です。その3つの過とは、過保護、過干渉、過期待です。
子供のことを考えると誰もが良かれと思い、3つの過になってしまします。これは逆に子供を不幸にするという事です。
以前、別の方から残念な親子の話という話を聞いた事があります。
2組みの親子が浜辺に遊びに来ました。どちらも小さな子供が砂で高い山を作ろうとしています。そしてはじめに子供が山を作るのに選んだ場所は波打ち際です。すると片方の親が「そんな所で作ったら波に流されるよ」とアドバイスをします。するとその子は海辺から少し上がったところでまた山を作り出します。すると「そんな乾いた砂で作ると山はすぐに崩れてしまうよ」とまたアドバイスをします。そして最後には湿り具合の良いところを選んで「ここで作りなさい」と教えてあげる事でうまく山が出来上がりました。
一方、もう一つの家族も子供の行動は同じです。しかし今度の親は子供の失敗している姿を見守っています。子供が山を作っては波にさらわれ、乾いた砂で山がうまくで積み上がらず、気づいた時には子供が自分でちょうどいい湿り具合の砂場を見つけているという具合です。
さて、どちらの子供が成長するでしょうか。間違いなく後者ではないでしょうか。
勉強もそうです。効率の良く学ぶ方法はたくさんあると思います。しかし、一見遠回りに思えるかもしれませんが失敗があるからこそ大きな成長ができるのではないでしょうか。私も少なからず口を出してしまう方です。
見守って育てる、難しいかもしれませんが意識して行動したいと思います。