板挟みの選択!
2021年7月5日更新
板挟みの選択!
責任者をしていると様々な選択や決断を求められます。そして賛成反対どちらを選択してもその反対側から批判されてしまうことが多いです。特に政治家とはそんな職業ではないでしょうか。
今回、岸和田市ではだんじりまつりを開催するか中止にするべきかの決断が迫られており、結論からいうとコロナ対策を万全にし開催するということになりました。ここで大変なのが市長です。昨年は中止を公表したところ地元の方々から大きな批判が殺到したようです。そして今年は開催すると発表したことでまたまた批判が殺到している状況です。しかしそもそも岸和田だんじり祭は年番という祭り関係者の組織が決定権をもち決断するにも関わらずその結果を市長が報告するだけで批判にさらされる。改めて大変な職業だなと感じました。しかし年番の責任者の方々も究極の選択だったのではないでしょうか。
私も各種団体のお役を頂く時、選択を迫られることがあります。まさにそんな板挟みの状況に陥った時どうするかがリーダーとしての資質が問われれる時だと考えます。どうしても何かを決めれば反対意見も出ます。しかし自分がどうしてこの決断に至ったのかを説明することで大半の批判は回避されます。もちろんその理由が利他の思いからの決断である必要がありますが・・。
このコロナ禍で多くの責任者が板挟みの選択を迫られています。大変だと思いますが自分の信念に自信を持ち、最善の選択をされることを願っております。