車椅子でパリコレに挑む!
2021年9月24日更新
車椅子でパリコレに挑む!
昨日は秋分の日ということでお休みをいただいておりましたがモーニングセミナーは開催していたので参加してきました。
そして講話者として一般社団法人日本障害者ファッション協会の平林景代表理事と谷口藍氏をお招きし「2022パリコレクションに挑む」というテーマでお話を聞かせていただきました。
この協会では障害のある方にもっとおしゃれをしてほしいということで、作業所として車椅子の方が座ったまま身につけれる洋服などを製作されています。そして代表理事である平林さんは長年福祉業界に携われ、障害者をマイナスの目で見る社会をなんとかしたいと考えておられました。
その取り組みの一つとして今回のパリコレがあります。私も初めて知りましたが過去にパリコレで車椅子モデルがランウェイを歩いたことはないそうです。そんな車椅子ファッションを世界に発信をしたいという思いから今回挑戦されているそうです。
そんなパリコレですが平林さんは「車椅子の人でも輝くファッション」という考えではなく「車椅子の人だから輝くファッション」を目指しているそうです。この「でも」と「だから」では大きな意味が違うということです。
「でも」ではマイナスを0にするという意味があり、「だから」は0からプラスにするという意味があります。これが平林さんが目指す社会福祉です。
本当に素晴らしい取り組みをされている平林さんと谷口さん、今後とも陰ながら応援していきたいと考えております。