幼児決断!
2022年6月14日更新
幼児決断!
先日、TA(交流分析)について勉強させていただきました。
ほとんどの人は小さい頃の決断(幼児決断)によって今の個性ができていると言われています。例えば小さい頃、うまくいかなくなった時にいつも祖母が助けてくれたという経験をした人がいるとします。するとその人は大人になってからでもうまくいかない時はじっと誰かが助けてくれるのを待つという習慣がつくそうです。じっと待っていては何も解決しませんよね。そんな時を”はまる”というそうです。しかし自分がじっと待つタイプだと気付けば解決に向かって動くと思います。これがTAの特徴になります。それほど小さい頃の経験によって知らず知らずのうち自分の個性やこだわりが出来ているということです。私も過去を振り返った時、両親はお金のことでよく喧嘩をしていました。そして苦しんでいた記憶があります。すると今の私は欲しいものがあってもなかなか買うことができない人間になっています。これもTA的にいうと幼児決断の一つだと思います。「いつ貧乏になるかもしれない」「今のうちに貯めておかなければ」そう無意識のうちに考えてしまうのかもしれません。自分のこだわりは本当の自分が望んだものではなく、小さい頃の決断かもしれません。つまり3歳くらいの子が判断するのと同レベルの判断を大人になった今もしているということです。改めて自分を見つめ直すのもいい機会かもしれませんね。