こどもミュージアムプロジェクト!
2022年7月4日更新
こどもミュージアムプロジェクト!
先日、倫理法人会のモーニングセミナーで株式会社宮田運輸の宮田社長のお話を聞くことができました。

宮田運輸といえばこどもミュージアムプロジェクトでマスコミに多く取り上げられ有名な企業です。この、こどもミュージアムプロジェクトとはトラックの背面に子供たちが描いた絵を全面に貼るというプロジェクトです。子供の絵には家族を意識し安全運転しようという力があるそうです。運転手はもちろんですが、現在問題となっている煽り運転なども子供の絵を見ているとそんな気分になれないのではないでしょうか。そんなプロジェクトを全国に広め、現在900台以上のトラックがこのプロジェクトに参加しているそうです。そしてこのプロジェクトが生まれるきっかけとなったのが9年前に起こした死亡事故だということです。
宮田社長は小さい頃からトラックが大好きで18歳になるとすぐに免許を取り宮田運輸に就職しました。そして数年後、社長を就任してすぐこの事故が起こったそうです。自分が大好きなトラックが人の命を奪ってしまう、このことに心を悩ませ、事故をなくすには何をすればいいのかと考えていた時、知り合いからある工場見学お誘いをいただいたそうです。その工場では子供たちが描いた絵を標語として壁に飾っていたそうです。「安全第一」「止まれ」「整理整頓」などよく見る標語を子供の絵を活用して標語ポスターとしてあちこちに貼っていたということです。これをヒントに宮田社長はトラックの背面に子供たちの絵を貼ることを決めたそうです。子供の絵には不思議な力があるようです。
今回のは宮田社長の人柄と人間力をすごく感じさせていただいたご講話でした。弊社でも社会の役に立つ取り組みを実践していこうと決意いたしました。ありがとうございました。