見積もり業務!
2023年2月2日更新
見積もり業務!
先日からある大型老人ホームの見積もりを行っております。
設備工事の見積もり業務とは大きく分けて拾い出しと積算に別れます。拾い出しとは図面を見て材料の数を数えたり配管の長さを三角スケールを使って測っていくという地味な作業です。また積算とはその拾い出した部材を配管の種類、太さによって決められた単価と長さ、数量を掛けて積み上げていく業務のことを言います。そして最近、拾い出しで気づくことがあります。昔の図面は細かい図になると詳細図(拡大図)を用意して印刷すると誰でも見ることができました。しかし最近の図面はCADで書かれていることが多く、また見る側もPDFなど電子で閲覧することが多いため以前に比べて細かな図面が増えてきております。電子図面ならいつでも好きな大きさに拡大するだけで見れるからです。しかし拾い出し業務はもちろんデジタル的に拾い出すシステムもあるのですが私は今まで通り紙に印刷しアナログ的に拾い出しを行います。ここに限界があるように感じます。文字や線画小さすぎるのです。もちろん老眼もありますが今回は限界を感じました。拾い出しのシステム、そこまではいらないと今まで思っていましたが本格的に必要性を感じた今日この頃です。