ラケット感情とゲーム理論!
2023年5月15日更新
ラケット感情とゲーム理論!
先週末、TAセミナーに参加しました。今回のテーマはラケット感情とゲーム理論です。 人は日常生活を送っているとハマる経験をしています。このハマるとは問題が起こった時に3歳から5歳頃に体験した感情や行動をとってしまい、問題を解決するどころか逆に破滅への道を歩み始めてしまうというものです。これを幼児決定と呼びます。そしてそのハマるから素早く立ち直る方法がTAになります。今回はその幼児決定の一つ、ラケット感情について学びました。
ラケット感情とは
ラケット感情とは、さまざまなストレス状況で経験される、馴染み深い感情であり、子ども時代に学んだ、奨励された感情です。しかし、成人の問題解決の手段としては不適切な感情を指します。 例えば、私のラケット感情は「イライラ」「あせり」などになります。問題が起こるとこれらの感情が自然と湧き上がります。しかし、この感情からは何も生まれないのは明白です。そしてこの感情がなぜ湧き上がるのかを理解することで、ハマった時の対処法が見つかるというわけです。
ゲーム理論
そして、ゲーム理論のゲームとは、自分も相手もお互いに嫌な感情(ラケット感情)で終わるやり取りを指します。例えば夫婦喧嘩などでいつも同じきっかけから揉め事を繰り返している人は多いでしょう。この繰り返しで同じ揉め事になるパターンをゲームと言います。そしてこのゲームを無意識のうちに繰り返すことで最終的には破滅へと進んでしまうのです。そんなゲームからの脱却方法を今回学びました。
今回も普段自分が無意識に行っている行動や感情について再認識するいい機会となりました。TAセミナーも中盤戦に入り、折り返し地点に差し掛かって来ています。これからも、本当の自分を見つけるために楽しみながら学んでまいります。今後とも、よろしくお願いいたします。