「知っている」から「できる」!
2024年5月9日更新
「知っている」から「できる」!
昨日は岸和田ロータリークラブの例会で防災についての講演を聞きました。近年、世界各地で地震が頻発しています。特に今年の1月1日には能登半島で大きな地震があり、多くの方々が被災し、現在でも避難生活を余儀なくされています。一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。
その中で、避難所での問題点が明らかになりました。それは「トイレ」です。意外に思われるかもしれませんが、食料や水がなければ生きていけないと考えがちですが、それらは意外と数日間は我慢できるものです。しかし、トイレは我慢ができません。地震が発生すると、水道管や下水道管が破損し、断水が発生し、道路には汚水が溢れ出すことになります。これによりトイレの使用が不可能になるため、日常からその対策を考える必要があるという話でした。
また、単に「知っている」だけでは、実際の災害時に何もできないという事例が多々あります。平常時から避難訓練を行うことはもちろん、こうした問題についても考え、対策を練ることの重要性を教えていただきました。
改めて、我々の仕事の一つであるトイレについて考えさせられる話でした。