令和7年度倫理経営講演会
2025年2月6日更新
昨日、泉州倫理法人会の年に一度の倫理経営講演会に参加しました。今回のテーマは 「経営力を磨く ー小さなことから会社は変わるー」 で、非常に学びの多いお話をいただきました。
「小さなこと」とは、当たり前のことに意識を向けること。例えば 挨拶・即行・食事・入浴・排泄・起床・就寝 など、日常の基本的な習慣に目を向けることが重要だといいます。普段無意識に行っていることを意識することで、心のあり方が変わり、ひいては経営にも影響を与えるとのことでした。
ある建設会社の社長が、 「先手の挨拶」 を意識して続けてきました。ほとんどの人は挨拶を返してくれましたが、一人だけ絶対に挨拶をしない人がいたそうです。それでも社長は諦めずに挨拶を続けました。そして、なんと 35年後、その人から 「根負けした」 と声をかけられたのです。その時、その人の息子が家を建てることになり、相談したいという話になったそうです。
たかが挨拶、されど挨拶。
35年間、ひたすら続けた小さな行動が、結果として一軒の家を売ることにつながったのです。
「小さなことを続けること」は、一見簡単に思えて、実は難しいもの。しかし、その先には想像もできないような結果が待っているかもしれません。