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社長ブログ「感謝」

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社長ブログ「感謝!」

分蜂(ぶんぽう)!

2025年7月8日更新

分蜂(ぶんぽう)!

皆さんは「分蜂(ぶんぽう)」という言葉をご存じでしょうか?

これは私が経営を学んでいる倫理法人会でよく使われる言葉です。
本来は、ミツバチの世界で使われる言葉で、巣が手狭になったとき、古い女王蜂が働き蜂の半数ほどを連れて新たな巣へ移動する行動を指します。別名「巣別れ」とも呼ばれています。倫理法人会では、単会(地域ごとの会)が一定の規模に成長した際、さらに発展させるためにこの「分蜂」という概念を取り入れ、新しい単会を生み出す取り組みが行われています。そして昨日、まさにその一例として、大阪都島区倫理法人会から新たに「大阪城倫理法人会」が誕生いたしました。

正直なところ、私が初めてこの「分蜂」という考え方を知ったときは、なぜせっかく成長した単会を“半分にしてしまう”ようなことをするのか?と、理解に苦しみました。
単会にとって、「数は力」。人数が多ければ多いほど、活気も増し、新たな人も集まりやすくなる。そう考えるのが自然だと思っていたからです。しかし、実際の運営を見ていく中で気づいたのは、人数が多いがゆえに一人ひとりに目が届かず、組織としてのまとまりや成長が停滞することもあるという事実です。
規模よりも、一人ひとりが活躍できる環境づくりのほうが、結果として組織の活性化につながる――そのような学びを得ることができました。

これは、会社経営にも通じる考え方ではないでしょうか。
現在、ビジネス界では「統合」や「スケールメリット」が注目されていますが、あえて分ける(分蜂する)という選択肢が、次の成長につながるケースもあるのではと感じています。一定の成長を遂げた組織が、より柔軟に、より深く、次のフェーズへ進むために「分蜂」は、今の時代だからこそ見直されるべき経営的ヒントなのかもしれません。

Profile

永野 祥司

Nagano Syouji

永野設備工業株式会社
代表取締役社長

メッセージ >

略歴
1974大阪府岸和田市生まれ
1993堺工業高等学校卒業
1993大阪市内設備会社就職
1993岸和田ローターアクトクラブ入会
2000永野設備工業創業
2000国際ロータリー2640地区
 ローターアクト地区代表を経験
2002住設.comサイトを開設
2008岸和田青年会議所入会
2014(社)岸和田青年会議所
 第56代理事長を経験
2015日本経済新聞掲載
2016リフォーム産業新聞掲載
2018Booming参加
(大阪府成長志向創業者支援事業)
2019水道職人ながちゃんねる
 開始
2019泉州倫理法人会第10代会長
2019日本ネット経済新聞
 特集ページ掲載
所属団体
岸和田商工会議所会員
岸和田商工会議所青年部会員
岸和田納税協会会員
岸和田納税協会青年部会員
岸和田ロータリークラブ会員
泉州倫理法人会会員
岸和田JCシニアクラブ会員
岸和田市シティープロモーション会員
LMP研究所幹事
主な資格
1級管工事施工管理技士
給水装置工事主任技術者
下水道排水設備工事責任技術者
ガス消費機器設置工事監督者
ガス可とう管接続工事監督者