仕事のもとは家庭!
2025年7月24日更新
仕事は仕事、家庭は家庭――そうやって分けて考える方も多いのではないでしょうか。
しかし実は、家庭での在り方が、仕事や人生全体の問題や結果に深く結びついているというお話があります。
人は「場の力」によって影響を受け、その中で人格が形成されていくといわれます。
たとえば「日本人らしさ」といった国民性もそうですが、関西らしさ、大阪らしさ、そして私たちの住む岸和田の地域性も含めて、その人が属する場の空気や文化は、性格や行動に大きく関わっています。
そして、その最も小さな単位――それが**「家庭」**です。
たとえば、「仕事ではあいさつをするけれど、家庭ではしない」「外では片づけるのに、家では散らかしたまま」。
そんなふうに、本当の自分=素の人格が現れるのが家庭なのです。
だからこそ、家庭での振る舞いこそが人としての土台であり、もっとも大切にすべきものだといえます。
まずは基本として、「見る」「聴く」「話す」――この3つを意識して、家庭の中で実践してみること。
一見すると簡単そうですが、意外とできていない人も多いのではないでしょうか。
家族にしっかり目を向け、耳を傾け、言葉を交わす。
そんな小さな行動の積み重ねが、やがて大きな信頼や成長につながるのだと、あらためて気づかされました。