給湯器故障に注意!
2025年10月24日更新
給湯器故障に注意!
急激な冷え込みと給湯器トラブルにご注意ください
最近、真夏の猛暑から一気に冬のような寒さへと季節が急変しています。実は、こうした気候の変化は、給湯器の故障が起こりやすい時期でもあります。
給湯器は、水道水の温度(=水温)に応じて必要な加熱量が変わります。たとえば、設定温度を40度とした場合:
- 水温が20度であれば、20度分の加熱が必要です(40-20=20)。
- しかし水温が10度になると、30度分の加熱(40-10=30)が必要になります。
つまり、水温が低くなるほど給湯器にはより大きな負荷がかかり、稼働時間も長くなります。
このように、急激に気温が下がる今の時期は、給湯器が通常以上のパワーで動作しなければならないため、内部の部品やセンサーなどに負担がかかり、エラーや故障が起こりやすくなります。
故障のサインを見逃さないで
以下のような症状が見られた場合は、故障の前兆かもしれません:
- 異音(例:ゴーッという音、カチカチというリレー音)
- リモコンのエラー表示(数字や記号が表示される)
- お湯の温度が安定しない、ぬるい
本格的な冬の前に点検・交換を
いざ冬本番を迎えると、修理や交換に時間がかかることも多くなります。
少しでも異変を感じたら、早めに点検・修理、または交換を検討されることを強くおすすめします。
給湯器は毎日の生活に欠かせない設備です。安心・安全な冬を迎えるためにも、今のうちの備えが大切です。




