テストから勉強!
2025年11月13日更新
テストから勉強!
幼少期の私は、家具職人だった祖父が残した大工道具で遊ぶのが大好きでした。
また、親戚のおじさんが材木屋を経営していたこともあり、不要になった木材を分けてもらっては、3歳ごろから金づちやノコギリ、ノミを使い、さまざまなものを作っていたことを覚えています。
普通なら「危ない」と言って取り上げられるところかもしれませんが、私の両親は何も言わず、その姿を温かく見守るタイプの人でした。そうした環境こそが、今の私の基礎をつくってくれたのだと思います。
そして現在、小学5年生になる三男とその友達たちがミニだんじりを作っているのですが、なかなかうまくいかずに悩んでいる姿を見ていると、当時の自分を思い出すことがあります。最初は失敗の連続。しかし、その失敗の中にこそ多くの学びがあります。
学校では「勉強からテスト」をしますが、社会では「テストから勉強」するものです。
この“経験”という名の学びこそ、まさにこうした小さな挑戦の積み重ねから生まれるのではないでしょうか。




