空港でのジャパンクオリティー!
2025年11月20日更新
空港でのジャパンクオリティー!
昨日、ベトナムから帰国してまいりました。改めて感じたのは、「やはり日本の空港はすごい」ということでした。
海外の空港では、荷物の扱いが雑であることがよく話題になります。ベトナムでも同様で、荷物カウンターには破損したスーツケースの保証申請をする人が数人並んでいる光景をよく目にします。
それに比べて日本の空港では、破損どころかスーツケースの持ち手を外側に向けて取りやすいように置くなど、細部に至るまで丁寧な対応がされています。さらに、飛行機が到着してから荷物が出てくるまでの時間も、日本と海外では約2倍の差があります。まさにこれこそ「ジャパンクオリティー」だと感じました。

昨日もベトナム・ハノイ空港で印象的な出来事がありました。搭乗時間になってもゲートカウンターには便名が表示されず、担当者の姿も見えません。やがてパイロットと客室乗務員が搭乗しようとした際、誰もいないことに気づいたのか、慌てて乗務員の方が担当者を呼びに行くという場面に遭遇しました。
結局、搭乗予定時刻から20分遅れてようやく搭乗開始となりました。単なる連携ミスと言えばそれまでですが、ゲートに便名が表示されていないだけで、乗客がどれほど不安になるかを改めて実感しました。
「本当にこのゲートで合っているのか」「いつの間にか搭乗口が変更になっていないか」──周囲の乗客は何度も掲示板を確認し、不安げな表情を浮かべていました。
今回の出来事を通じて、普段は当たり前のように感じている日本の“心遣い”が、どれほど大切で貴重なものであるかを改めて気づかせてもらいました。




