プロフィール
2016年10月20日更新
メッセージ
この度は永野設備工業が運営する住設ドットコムをご利用いただきありがとうございます。
住設ドットコムは笑顔あふれる人柄と心のこもった技術力で日本一、人にやさしい企業を目指しております。
以前より人と人とのつながりを基本に、延べ12万人以上の方々にご利用いただき、心のこもったエピソードやストーリーを積み重ね成長してまいりました。
今回、社長ブログ「感謝!」では、私が経験した心温まるエピソードやすばらしい仲間などをご紹介させていただきます。
仕事のやりがい
私は1992年高校を卒業後、大阪市内の設備工事会社に就職をいたしました。
そこで機械設備の知識を学んだ後、地元の水道工事店に転職し5年間技術者として工事を経験いたしました。
そんな中、1995年阪神大震災が発生しました。
そこで岸和田市の水道工事組合より尼崎市の災害復旧支援に参加する機会を頂きました。
当時は初めて見る大震災の惨劇に戸惑い、目の前の状況に愕然となったことを今でもはっきりと覚えております。また、道路の水道管の修理が完了しバルブを開けると、あちこちの倒壊した家から水が噴き出るという感じで、終わりの無い作業が数日続きました。
そんな中、ある商店街での出来事です。
この商店街ではほとんどの建物が倒壊は免れていましたが、水道本管が破損している為、1か月以上も水道が出ない状況が続いていました。
しかし隣町の道路までは水道管が復旧していたので、仮設で水道管を引くことになりました。
仕事内容としては比較的簡単で、商店街の真ん中に水道の蛇口を1カ所設けると言うものでした。
水が出た瞬間、地元の方々から歓声が上がりすごく喜んでいただきました。
そこで1人のおばあちゃんが私に近づいてきました。
おばあちゃんは涙ながらに「ありがとう、ありがとう」と何度も何度も私の手を握ってお礼を言ってくれました。
私はそれまでお金を稼ぎ、少しでも人よりいい暮らしをする為に仕事をしてまいりました。
しかし、仕事のやりがいとは自分の為でなく、人に喜んで頂くことで感動を頂き、心から幸せだと感じることだと気づかせて頂いた瞬間でした。この時はじめて設備工事の仕事につけて本当に良かったと感じました。
その後、私はこの経験のお陰で様々な感動を頂き、成長させいて頂きました。
当社理念は一番に「お客様の喜びを創造しよう」と掲げております。
お客様の喜びを我が喜びと考える幸せなチーム(会社)づくりを目指しこれからも励んでまいります。